屋外に防犯カメラを設置するとき、見落とされやすいのが「防水・防塵性能」の確認です。「屋外対応」と書かれた製品でも、その耐候性は大きく異なります。日本の気候は地域によっては夏の豪雨、冬の積雪、海沿いの塩害と、カメラにとって過酷な条件が揃います。購入前に必ず確認すべき「IP規格」について解説します。
IP規格の読み方
IPとは「Ingress Protection(侵入保護)」の略で、製品がどの程度の固体(ほこり)と液体(水)の侵入を防げるかを示す国際規格です。「IP〇〇」の最初の数字が防塵レベル(0〜6)、次の数字が防水レベル(0〜8)を表します。屋外設置を前提とする防犯カメラでは、IP65以上が最低限の目安となります。
屋外カメラに求められる最低ライン:IP65
IP65は「完全な防塵性能+あらゆる方向からの水流に対する保護」を意味します。一般...